本当にそれだけです。参考にして頂けたら幸いです。
キック
中域の濁った音を抑えています。
●EQなし
●EQあり
ベース
高域のざらつく音を控えめにして、低域を補強しています。
●EQなし
●EQあり
コード
ベースとかぶるため、多めにローカットしています。500Hz付近も削ってスッキリした音にしています。
●EQなし
●EQあり
リード
アナログ系のEQを使って、2kHz付近をブーストしてきらびやかさを出しています。
●EQなし
●EQあり
ボイス
声ネタの低域もミックス時に邪魔になるので大きく削りました。耳障りな超高域も出ていたので、ハイカットしています。
●EQなし
●EQあり
全体的に聞いてみる
ここまで紹介したEQを全てなしのバージョンとありのバージョンを聞いてみましょう。
●EQなし
●EQあり
いかがですか?
全体的にスッキリしていて、特にベースまわりが綺麗になっていますね。
リードの抜けも良くなっています。
今回参考にした曲
2018秋M3でRJT Music様からリリースされる「Cosmos」という曲です。
詳細は下記ツイートから。
久しぶりにトランスを作って楽しかったです。
【M3-2018秋】Campaign for Real J-Trance Vol.09
秋には月あり、便ち奏者の三者三様は音の好時節。https://t.co/ZDYSyNc9Vs pic.twitter.com/nzg4pCF03j— RJT Music@秋M3第一J02ab (@rjtmusic) 2018年10月13日
さいごに
EQの参考になればと思い、淡々と貼ってみました。如何でしたでしょうか。
トランスというジャンルというのも相まってかなりローカットを大きめにしています。
生楽器系や他のジャンルではここまでローカットしないかとは思いますが、音の変化なども聞きながら引き出しの一つとしてして頂ければと思います。