MassiveやSerumなどのシンセサイザーには1つのノブで複数のパラメータをコントロールできる機能が実装されています。とても便利ですよね。しかしそういったマクロコントロール機能を実装していないシンセやエフェクタ類もたくさん存在します。そういったマクロコントロール機能がないものでもAbelton Liveの機能でコントロールすることができます。今回はその方法をご紹介します。
Audio Effect Rackに格納
Audio Effect Rack(またはInstrument Rack)をインサートし、その中にコントロールしたいプラグインをインサートします。
または、「Ctrl + G」のコマンドでAudio Effect Rackに格納されます。
マクロコントロールを表示
左端のマクロコントロール表示ボタンを押してマクロコントロールを表示させます。
コントロールしたいパラメータの表示
プラグインの「▼」ボタンをクリックすると「Configure」ボタンが表示されます。このボタンが緑色に点灯してる間にコントロールしたいパラメータを動かします。そうすると動かしたパラメータが表示されます。
マクロコントロールへアサイン
Audio Effect Rackの「Map」ボタンが緑色に点灯している間に「コントロールしたいパラメータ→マクロのMapボタン」の順でクリックします。
そうすればマクロにパラメータがアサインされます。下動画のように動かせるはずです。
マクロマッピングの調整
マクロでコントロールする量を調整します。最小はマクロが0の時の値、最大はマクロが128(最大)の時の値になります。
ここで調整すれば一通りの設定は完了になります。
いくつでもアサインできます
いろいろ活用してみてください!