マスタリングで役立つソフトウェア10選

マスタリングで役立つソフトウェア10選

マスタリングをしていて個人的にこのソフトは外せないなーというものを紹介します。エフェクタ意外にもちょこちょこ乗せているので、是非参考にしてみてください。

1.iZotope Insight

iZotopeのラウドネスメーターです。

これがないと絶対クオリティコントロールができないと思います。

個別でも売ってますが、バンドルに付属してきたので長年使用しています。

ラウドネスメーター自体はフリーでもあるので探してみて下さい。

 

2.Fabfilter Pro-Q 2

弊ブログで専用記事まで書いた定番EQですね。

操作性や機能面で非常に優秀なのが特徴で、音の方もクセがなく使いやすいです。

EQとしての性能はもちろんですが、アナライザーとしても非常に重宝しています。

 

ど定番高性能EQ「Fabfilter ProQ2」の使い方

 

3.iZotope Ozone8

マスタリングの定番ソフトウェア、iZotope Ozone8です。

内蔵されているエフェクターはもちろんですが、アップコンバートやディザー、サウンドチェックなど総合的にマスタリングでお世話になります

また8より新しく実装されたMaster Assistantも便利で、この機能を使ってサウンドチェックを行うこともあります。

vstでも使用できますし、スタンドアロンとしてもよく使用しています。

 

Ozone8の自動マスタリング機能は使えるのか

 

4.Sound Engine

馴染みがある人も多いのではないでしょうか、フリーウェアのSound Engineです。

最終的なサウンドチェックや、波形の確認、細かい曲間の調整などで使用しています。

非常に動作が軽く、波形が見やすく、オーディオ編集が手軽に行えるのが特徴です。

Sound Engineのオーディオ編集は、オーディオを書き出すわけではなく直接編集するため音質は基本的に変わりません。

 

5.A.O.M Invisible Limiter

マスタリングで使用するエフェクタで一番悩むのはやっぱり最終段にさす、リミッター(マキシマイザ)かと思います。

その中でも、Invisible Limiterは特に音圧を上げやすく一番使用頻度が高いです。

音圧があったほうが良いクラブミュージック系は殆どこれを使っています。

そこまで高い音圧を求めない場合は、Fabfilter Pro-LやiZotope Ozone 8 Vintage Limiterを使用することが多いです。

 

6.Waves Center

最近Wavesのバンドルを買ってWavesデビューしたのですが、その中でもますで一番使用しているのがこのCenterです。

2mixのSide成分が足りないと感じたときはこのプラグインでSideを0.3~1ほど上げることでとてもいい感じにステレオ感が増します

PUNCHノブもうまく使うことでアタック成分のコントロールも行うことができます。

 

7.iZotope Ozone 8 Imager

ステレオ成分をマルチバンドでコントロールできるユニークなプラグインです。

低域だけ狭めたい、高域だけ広げたい…そういった操作を可能にします

イコライザーやコンプレッサーには様々なプラグインがあり好みによる部分が大きいと思いますが、この手のプラグインは数が少なくその代表プラグインがこのImagerです。

帯域毎のステレオ処理はとても有用で、全体的な音像の整理に効果を発揮します。

詳しくは下記記事も参考にしてみて下さい。

 

マスタリングのStereo Imager

 

 

8.Native Instruments Solid EQ

単純にブーストしたいというときによく使用しています。

EQはプラグイン毎にキャラクターがとても違ってきますが、このEQはデジタル臭くなく素直にブーストされるイメージです。

他のアナログシミュレート系EQと比べて、そこまで特色が強いわけではないのですが音が素直で使いやすいので登場回数も多いです。

NI Kompleteに付属しているプラグインなのでKompleteを持っている人は一度使ってみては如何でしょう。

 

 

9.FabFilter Pro-MB

マルチバンドコンプレッサーは様々ありますが、Fabfilter Pro-MBが最も音が好みでした。

マルチバンド系は設定が難しい(項目が多い)のでプリセット頼みの事が多いですが、それがしっかりしている関係もあるかもしれません。

ミキシング時にできるがマスタリング時にはできない事は山のようにありますが、その逆も少なからず存在します。その一つがマルチバンドコンプレッサーだと思っています。

特に低~中域のパンチ具合の制御はPro-MBの音が非常にいい感じです。

 

10.Glue Compressor

クセがなくクリアにオーディオをまとめてくれるコンプレッサーです。

どんなジャンルでも綺麗にまとめてくれるのでほぼすべての曲に刺すくらいには愛用しています。

SSL系列のシミュレートらしいです。

Ableton Liveの付属エフェクトなのでAbletonの中でしか使えない事が欠点といえば欠点かもしれません。CytomicのThe Glueというプラグインと同じらしいので、それを買えばいいと情報頂きました!

これを機にAbletonに乗り換えも!?

音の変化の一例はここで聞くことができます。

 

マスタリングのCompressor

 

さいごに

私が普段よくつかっているプラグインの紹介でした。

普段からぷるれこをみていただいている方にはあまり新鮮味のない内容だったかもしれません。

昔の記事との関連も多いので是非そちらも参考にしながら読んでみて下さい。

 

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