今回は楽曲内のフィル等でよく耳にする徐々に遅くなるサウンド(なにか名前あるんでしょうか?)をサンプラーで簡単に作る方法を解説致します。何それって人は実例を聞けばなるほど~となると思います。それではGO
今回作るサウンド
今回は2種類の方法を紹介します。ピッチを変える方法と、ピッチを変えない方法です。
○ピッチを変えない方法
○ピッチを変える方法
最近の楽曲だと下の曲の1:22にベースの音がそれっぽく使われています。
この音はおそらくシンセで作られていると思いますが、探すのがめんどくさかった為同じような音がどのように使われているかという事を紹介したかった為この楽曲にしました。
ちなみにシンセでそれっぽいのを作るにはLFOのRateを変えれば良いです。それはこちらの記事でも触れています。
ピッチを変えない方法
まず、ループができるサンプラーに好きなサンプルを読み込ませます。スネアでもハットでもベースでもノイズでも好みで構いません。
ループができるというのは、キーを押している間サンプルをループ再生し続けるということです。今回はAbletonのSimplerを使っています。
- LOOPをONにする
- Lengthをオートメーションでいじる
以上です!簡単!
Lengthを変えてループ感覚を操作するということですね。
ピッチを変える方法
基本はピッチを変えない方法と全く同じです。コチラはLengthを弄るのではなくPitchを変えることで同様のサウンドを作ります。
- LOOPをONにします
- Transposeをオートメーションでいじる
以上です!簡単!
上にあるデモでは+24から-12まで下げています。
ワンポイントテクニック
サンプラーのループ間隔は短くはできますが長くはできません。
というわけで、この方法を使うときはわざと後ろに余白を作ってリサンプリングすることによって融通を聞かせることができます。
画像はサンプルで使ったスネアです。紫色が元のスネアですが、わざと余白を作った赤色のスネアをリサンプリングして作りました。
さいごに
個人的に結構好きなサウンドなので紹介してみました。
Electronic系のジャンルでは結構耳にするのではないでしょうか?
飛び道具のネタとして持っておいても良いですね。
あと全然関係ないですが、最近市販のラテベースにハマっているのでシェアしておきます!
自分でコーヒー作って牛乳で割るより簡単で、味もまた手作りとは違った味になって(コーヒーと缶コーヒーの差みたいな?)結構いいです。
ではでは~
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