AbletonのTipsを紹介する記事14回目はUtilityをアホみたいに使ってゲインをバカみたいに上げて音作りする方法を紹介します。どうもAbleton Liveのエフェクトの特性をうまくつかった音作りなので他のエフェクトでは簡単には真似できないみたいです。Mr. Billがやってた方法ですので気になる方は本家のyoutubeも御覧ください。
どんな音?
グリッチ系のノイズを作ることができます。例えば…
ただのキックサンプルが…
ただのノコギリ波が…
ベースサンプルが…
すごい音になります。
手順1:残響系(?)エフェクトを挿す
リバーブやディレイ、コーラスあたりがうまく効果を発揮します。残響があると良いです。
Ableton付属のエフェクトだとうまくいきますが、サードパーティのものはうまくいかない事も多いと思います。
ここで色々な音色を作ることができるので手順の最後まで行ったらここをいろいろいじってみましょう。
手順2:サチュレーターを挿す
これが良いノイズ感を出してくれます。
手順3:Utilityを挿しまくれ!!!!!
お待ちかね!!!!!!!!最後にGain+35したUtilityをCtrl+Dで複製複製複製複製複製複製複製複製複製複製複製複製複製複製複製複製複製複製複製複製!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
UtilityのGainの上限が+35dbなので、4つで+140dbできます。5つでも6つでもたぶん100個でも大丈夫です(保証はしません)。
あ、最後にリミッターをかけるのを忘れないように。
これだけで冒頭のサウンドデモのような音ができます。
さいごに
細かい仕組みはさておきグリッチノイズを作りたい時にこの方法は使えると思います。
いろんな音に対してやっていろんなノイズを作ってみては如何でしょうか。