Ableton Liveといえば非常に使い勝手の良いDAWで有名です。そんなAbleton Liveを更に便利に使おうと作られた外部ツールが今回紹介する「Live Enhancement Suite」です。そんなAbleton Liveであんなことやこんなことができてしまう便利ツールの機能や英語の説明でわかりにくい部分を解説していきます。
右ダブルクリックで素早くプラグインを呼び出すことができます。
このメニューは自由にカスタマイズすることができます。
/Effects
//EQ
EQ Eight
EQ EightPro-Q 3
Pro-Q 3NI Passive EQ
Passive EQNI Solid EQ
Solid EQ
..//Comp
Compressor
Compressor~略
基本は2列1組で
・「表示名」
・「検索クエリ」
で構成されています。
「/」でカテゴリーを作ることができます。その下は「//」その下は「///」…とどんだけでも作ることができます。
「..」でカテゴリーがひとつ戻ります。
「–」でラインで区切ることができます。
修正したあとはLESをReloadすることを忘れないように。
Ctrl+Alt+Wですべてのプラグインウィンドウを閉じることができます。
たくさん出してるとひとつひとつ消すのめんどくさかったのでありがたいです。
Ctrl+Wでひとつだけプラグインウィンドウを閉じることもできます。
画像の青の左半分を右にコピー&ペーストすると、紫のようにブランク部分はブランクにならないといった経験はありませんか?私はめっちゃあります…。
「Ctrl+Alt+V」(貼り付け)または「Ctrl+alt+D」(繰り返し)で貼り付けると画像のピンクのようにブランク部分までしかりペーストされます。
プロジェクトの経過時間がわかります。
FL Studioだとデフォルトでついている機能ですね。
「~(チルダ)ホールド+左クリック」でMIDIノートをワンクリックで編集できます。MIDI主体の作曲をしている方には便利な機能ではないでしょうか。
また、ダブル右クリックでスケールかコードを選択できます。スケールorコードを選択した後に「~ホールド+左クリック」>右クリックで自動でノートが置かれます。
ここで重要なのがこの「~」は日本語キーボードだと押しにくいので変更する必要があります。
私は「1」に設定しました。ちなみに1のSCは「SC002」でした。
わからなければsetting.ini内で紹介されていた動画があってそちらでも解説しています。
トラック名が書かれている部分にオンマウスし「Alt+C」で手軽にクリップのカラーチェンジができます。
「Ctrl+Shift+Z」でRedo(やり直し)ができます。
Ableton LiveではCtrl+Yだったので、Ctrl+Shift+Zで使い慣れている人には便利な機能です。
「Alt+E」でクリップのエンベロープを表示できます。
すこし分かりにくい場所にあるのでショートカットで手軽に呼び出せるのはありがたいです。
注意点として
ということです。
その他にもたくさんの機能が実装されています。詳しくは公式サイトやマニュアルを見て頂ければと思います。
しかし、日本語の環境だからでしょうか?うまく動作しないコマンドがいくつかあります。
Alt+Xのトラッククリア機能や、Ctrl+Alt+Sのバージョン保存が私の環境ではうまく動かないです。
要検証かもしれません。
アップデートで他言語に対応したとのことです!!
公式サイトよりダウンロードし、その中身のexeを起動しておくだけです。
Macの場合はセキュリティを少し触らないといけないようです。
よく使う場合はスタートアップ入れておいて良いかもしれませんね。
便利な機能がつまったLive Enhancement Suiteでした。
便利だなと思う機能はありましたか?ひとつでもあれば動作は非常に軽いため、入れておいて損はしないかと思います。
先程も言いましたが、今回紹介した機能以外にもたくさんの機能がありますので公式サイトやマニュアルを一度読んでいただけたらと思います。
公式サイトのコメントにもありますが、Mat ZoやMr.Billなんかも使っているんですね。知らなかった人は是非ダウンロードしてみてください。
Live Enhancement Suite